毎日忙しくて肩や腰が不調、疲れが取れないといったお悩みはありませんか。
デスクワークや同じ姿勢で仕事を続けていると同じ個所に負担がかかり、不調の原因となることがあります。
適度な運動などの時間を取れればいいのですが、時間がない方はまず合間にストレッチ
をしてみませんか?
少し体をのばすだけで気分転換にもなり、生活が少しだけ健康的になりますよ♪
誰でもかんたんに始められるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
ストレッチの効果
柔軟な体を作る
加齢や運動する機会が減っていくと筋肉が硬くなって動きが鈍り、関節などの可動域が少しずつ小さくなっていきます。
これに伴い靭帯や筋肉の伸縮性も失われてしまいます。
ストレッチとは筋肉を伸ばし、関節可動域を広く使うための運動の事です。
ストレッチを継続することで筋肉の緊張状態がほぐれやすくなります。
柔軟な体を作ることで不意のけがの予防にもなりますし、血液循環もよくなりますので代謝も向上し疲労が溜まりにくい体をつくることができます。
リラクゼーション効果
ストレッチの効果について脳波や自律神経活動を測定した実験で、ストレッチは前頭葉でアルファ(α)波を増加させ、心拍変動を増加させ心拍数を低下させ、副交感神経の活動を優位にすることが明らかとなっています。
副交感神経が優位になると、カラダはリラックス状態になります。
筋肉が硬くなっている場合は、すぐにはリラクゼーション効果を感じにくいかもしれませんが、
一度に伸ばそうとせずこまめに伸ばすようにしてみましょう。
ストレッチの方法
ストレッチを行う人の目的はさまざまあると思います。
ここからは、一人でも家で簡単にできるスタティックストレッチをご紹介します。
- 背伸び
両手を頭上で組んで手のひらを天井に向け大きく伸ばします。
わきの下が伸びるように意識してください。
- 股関節のストレッチ
お尻を床につけて座った状態で両足の足裏を合わせてそのまま上体を前に倒します。
股関節(足の付け根あたり)から内ももあたりが伸びるように意識します。
- お尻のストレッチ
仰向けに寝て、片方のひざを抱えます。できるところまで胸に引き付けてみましょう。
お尻からひざの裏にかけてのあたりが伸びるように意識します。
- 太もも(前側)のストレッチ
立ったまま、片手で足の甲を持ち、お尻に引き付けます。太ももの前が伸びる意識してください。
- 腕のストレッチ
片方の手をまっすぐ前方に伸ばし、反対の手で自分の身体の方に体の方へ引きつけます。
注意すべきポイント
急に伸ばさない
急激に体を伸ばすかえって体を痛める可能性があります。
伸ばしたい部分を意識しながらゆっくり伸ばしましょう。
痛気持ちいいくらいの強度がちょうどいいでしょう。その際は呼吸は止めずにゆっくりと呼吸することを意識してください。
まとめ
運動効果、体の柔軟性を高くすることはもちろん、リラクゼーション効果も得られるストレッチは心身共にとても効果的です。
少しの時間でもいいのでぜひストレッチを取り入れていただければと思います。